中国商務部が「信頼できない企業リストメカニズム」の初のリストを発表

中国政府は、「信頼できない企業リスト規定」の導入から28カ月後の2023年2月、ロッキード・マーチン社とレイセオン・ミサイル防衛社を「信頼できない企業リスト」に追加し、前述の企業が中国関連の輸出入活動に従事することを禁止した。

また、前述の各企業に対し、中国での新規投資を禁止し、前述の各企業の上級幹部の入国を禁止し、前述の各企業の上級幹部の中国での就労許可、滞在、在留資格を拒否・取り消し、上記企業に対してそれぞれ罰金を科し、金額は『信頼できない実体リスト規定』の実施以来、各企業の対台湾軍事販売契約金額の2倍である。

この措置は、国家主権、安全保障、発展の利益を守る中国政府の強い意志を十分に示すものであると同時に、中国政府が慎重な運営を行い、中国国内の外資系企業により安定的で公正かつ予測可能なビジネス環境を継続的に提供するという固い決意を反映したものである。

背景：

中華人民共和国商務部は、2020年9月19日に「信頼できない企業リストに関する規定」を公布し、即日発効した。正常な市場取引の原則に違反し、中国企業、その他の組織、個人との差別的な取引を行い、又は中国企業、その他の組織、個人に対して差別的な措置をとり、或は中国企業、その他の組織、個人の合法的な権益を著しく毀損する外国企業に対して、関連措置が講じられる。

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